鼻翼基部貴族（プロテーゼ）

鼻翼基部とは

鼻翼基部とは、ほうれい線の起点となる小鼻の付け根のあたりを指します。鼻翼基部の位置が低いとほうれい線が深く見えるだけでなく、立体感のない平面的な顔に見えたり、上唇が突出して見えたりします。貴族手術で鼻翼基部を押し上げることによって、若々しい印象へと導きます。

貴族手術（鼻翼基部プロテーゼ）の方法

1.手術部位に局所麻酔をします。麻酔が効いていることを確認した後、口腔内から歯茎の上方を数ミリ～1センチ程度切開します。

2.骨の表面を覆っている骨膜を剥離し、骨膜と骨の間にプロテーゼを挿入するスペースを作ります。

3.骨膜下にプロテーゼを挿入し、骨膜に縫合して固定します。プロテーゼがずれたり、曲がったりするリスクを防ぐため、口腔内から確認しつつ適切な部位にプロテーゼを挿入します

4.口腔内の切開箇所を縫合します。溶ける糸を使用するため、抜糸の必要はありません。

貴族手術（鼻翼基部プロテーゼ）の特徴

【シリコン製の医療用プロテーゼを使用】
使用しているプロテーゼは、シリコン製の医療用人工軟骨です。美容医療だけでなく整形外科や形成外科などでも使用され、アレルギー反応の心配が少ないことから、人工心臓や人工関節にも使用されています。

【麻酔による痛みサポート】
患者様の痛みを軽減するべく、様々な麻酔をご用意しています。患者様のご要望に応じて、適切な麻酔をご提案いたします。

【一人ひとりに合わせたデザインの追求】
手術を安心してお任せいただけるよう、患者様のお悩みに寄り添った丁寧なカウンセリングを行います。

貴族手術（鼻翼基部プロテーゼ）の施術の流れ

1.カウンセリング
患者様の鼻の状態、悩みや理想の鼻についてカウンセリングを行い、ご希望のデザインを医師とすり合わせします。手術に関するご不明点や質問がございましたら、医師へご相談ください。

2.マーキング・麻酔
患者様が希望される鼻翼基部にするために、プロテーゼの挿入イメージや切除箇所などを皮膚上にマーキングし、消毒と局所麻酔を行います。
※オプションとして笑気麻酔などの各種麻酔もご用意しております。

3.手術
口腔内から歯茎の上方を切開し、骨膜下にプロテーゼを挿入していきます。手術時間は30〜60分程度です。

4.アフターケア
手術後、体調が落ち着きましたらご帰宅いただけます。当日は、メイク・洗顔・入浴・飲酒はお控えください。